QMSのあゆみ

これまでQMSソリューションは、インシデント管理、是正・予防処置(CAPA)、監査管理、クレーム処理、変更管理など、組織の品質マネジメントプロセスの管理、追跡、報告に重点を置いてきました。

テクノロジーの進歩と規制要件の変遷によって、QMSソフトウェアの導入が進みました。

そして、お客様のニーズにより、QMSの販売企業各社は文書管理や従業員の研修管理などの機能を追加するようになりました。

10年前、QMSソフトウェア・ソリューションはオンプレミスでのみ提供されていましたが、その後、テクノロジーの進歩により、クラウド型のQMSソリューションが開発され、以前よりもQMSの選択肢が増えました。

現在、QMSの導入は、下記の3つのなかからご検討いただけます

①最新のオンプレミスQMSをおすすめするのはどんな組織?

  • ・最新の機能、ユーザー体験向上への関心がある組織。
  • ・多数のカスタム設定を実装または維持する必要がある組織。
  • ・品質データを社内で保管する必要がある組織
  • ・インターネットアクセスが限られている、または信頼できないと考えている組織
  • ・品質グループにデジタルまたはクラウドの取り組みを課していない組織。

②ハイブリッドQMS環境をおすすめするのはどんな組織?

  • ・既存のオンプレムQMSへの投資を拡張したい組織。
  • ・製造委託、またはサプライチェーンが複雑でQMSだけでは管理が難しい組織。
  • ・独立した業務プロセスを持つ事業や製品ラインを最近買収した組織。
  • ・1つまたは複数の拠点でオンプレミスのQMSを維持しながら、他の拠点では迅速な展開と手頃なスケーラビリティを享受したい場合
  • ・サプライヤーに直接QMSにアクセスさせることなく、サプライチェーンを把握する必要がある場合

③完全デジタルクラウドをおすすめするのはどんな組織?

  • ・社内に クラウド戦略がある組織
  • ・部署にDX化の推進者がいる組織
  • ・スマートセンサーや機器、AI機能などのイノベーションの導入に積極的な組織
  • ・モバイルワークと品質重視の企業カルチャーを実現するために必要なデジタル文書へのアクセス向上をしたい組織
  • ・検証済みのプロセス設定を使用したワークフローの最適化を希望する組織。
  • ・品質イベントと指標を監視するための高度なレポートの確認と分析をしたい組織。

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QMSの導入は、お客様の全体的なデジタル戦略の重要な一部として位置づけられるべきです。導入すれば結果として、現在多くの企業が、自社に必要な現在および将来のQMSを、QMSデジタル成熟度モデルに照らして評価しています。

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ホワイトぺーパー掲載のコンテンツ

  • 重要なステークホルダーを特定する方法とは?
  • 説得力があり競争力のある事業計画のためのヒントとは?
  • 事業計画を構築するための5つの実行可能なステップとは?

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